スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Act.167 バイオレンスミッション フェーズ10(2)

Act.167 バイオレンスミッション フェーズ10を1話で終わらせようとしたんですが
妄想が順調だったので、2話を作っていました。

1話が暗くてなんとなくしんみりだったので、ちょっと明るく終了させてみました。

なぜか超~ラブラブに・・・
ピンポーン


「こんばんは、敦賀さん」
ニッコリと微笑んでキョーコは挨拶をする。

「こんばんは、最上さん・・・忙しいのにごめんね。」

「あ、いえ、私も敦賀さんにお会いしたかったので、その・・本当にお邪魔ではなかったでしょうか?」
キョーコに素直に会いたかったといわれ、蓮の心臓は不自然に音をたてた。

「・・・もちろんだよ、話したいことがあるって、言ったでしょ?」

「あ、はい。そうでした。」

「とりあえず玄関で立ち話もなんだから、部屋に入って。」

「あ、はい・・お邪魔します。」
キョーコは靴を脱ぐと、蓮の後をついてリビングに向かった。

「えぇ~っと、食事の用意を先にしてもいいですか?」
キョーコは蓮の話を先に聞いたほうがいいのか、それとも料理を先にしたほうがいいのか悩んだ結果
料理を先に作って、その後に食べながら話を聞くことにしようと思い蓮に尋ねた。

「来たばかりなのに・・悪いね。お願いしてもいいかな?話はその時に・・」

「あ、はい・・。あの・・」
蓮を目の前にしたのになぜか不安がぬぐいきれず、キョーコは持っていた買い物袋をおろし、蓮を見つめ、何か言いたそうな顔をした

「ん?」

「敦賀さん・・その・・本当に大丈夫か、確認させていただけないでしょうか?」
不安そうなキョーコの表情をみて、蓮はどうすればその答えになるのか考えていた。

「・・え?」
キョーコから突然与えられた柔らかいぬくもりが急速に体中に広がった。

「最上・・さん?」
キョーコは、自分の不安をかき消すために蓮を抱きしめ、その存在を確かめた。

「よかったです・・本当に・・・敦賀さんに何もなくて。」
不意に訪れた柔らかいぬくもりに、蓮は心が幸せで満たされた。
ゆっくりとキョーコを抱きしめかえすと、キョーコはさらに蓮の背中に回していた腕を強くした。

「ごめんね・・最上さん。・・それから・・・このまま話を聞いてくれる?」
キョーコは小さくうなずくと蓮はゆっくりと話し始めた。

「俺はね・・昔・・自分のわがままで大切な友人を失ってしまったんだ。・・・そのころの俺は、荒んでいて・・・出口のない闇の中に住んでいたんだ。」
ぽつり、ぽつりと蓮の過去が語られる。その話はきっとほんの一部でしかないとキョーコは感じ取っていた。

「BJとして、これから撮影をしていくうえで、その闇が・・また押しよせてくる。必ず俺はその闇の中に戻り・・そして、抜け出せなくなる。・・そう思ってこのBJの役を受けるのに3日間悩んだんだ。 今回の嘉月の役で、まさかその闇に飲み込まれるとは思わなかった。・・最上さん・・君が俺を救い出してくれたんだよ・・。」

キョーコは何度も小さくうなずいた。蓮がひどく辛そうに話す時は、知らずに腕に力を入れて、蓮を守るように抱きしめていた。

「・・これから本格的にBJの撮影がスタートすると・・・俺は・・俺でいられなくなるかもしれない・・。」
蓮は大きなため息をついた。

「・・・それが・・・怖いんだ。」
蓮が辛そうにそう言うと、キョーコが一段と力を込めて蓮を抱きしめた。
この幸せのひと時を蓮は強くかみしめた。

「・・知らずに、最上さんを傷つけたり、わがままを言ったり・・そんなことをしてしまいそうで、・・・だから少しだけ、この話を最上さんに聞いてもらいたかったんだ。」
蓮の話がひと段落したところで、キョーコは、蓮に答えた。

「・・敦賀さんのわがままだったら・・私が・・・私がいつでも聞いてあげます。・・敦賀さんはとても優しいです。・・・闇に飲まれそうになったら・・また、いつでも私が救い出します。」
そこで、キョーコはいったん腕の力を弱め、蓮を見上げた。

「だから・・・そんなに不安そうに・・。」

「・・・ありがとう。」
(君が好きだ・・。)
ありがとうの言葉に心に積もる想いをのせた。

「最上さん・・・もう少しこのままで・・いさせてくれる?」
はい。の返事のかわりにキョーコは再び腕に力を込めて、蓮を抱きしめた。

「最上さん・・・また、今日みたいに遊びに来てくれる?」
キョーコは小さくうなずいた。

「最上さん・・・また、ご飯つくってくれる?」
キョーコは何度もうなずいた。


「最上さん・・そんなに俺のこと甘やかしたらダメだよ。クス」

「いいんです。 敦賀さんは、少し誰かに甘えるくらいが丁度良いんです。・・・たとえそれが私なんかでも。」
キョーコが自分なんかと卑下に扱ったことに引っ掛かりを感じたが、それよりもキョーコが甘やかしてくれるといったことに喜びが広がった。

「・・最上さんがいいよ。・・・甘えるんだったら。俺は・・最上さんがいい。」
キョーコは、その言葉に自身の心にも不思議な感覚が広がった。

「ずるいです。・・そんな言い方されると・・自分が敦賀さんにとって・・特別な存在と勘違いしそうになります。」

そう言ってキョーコほんのり頬を染め、蓮の瞳を挑戦的に睨んだ。
蓮は、その言葉を聞いて今まで抑えていたキョーコへの思いが限界に達した。

「最上さん・・」

「なんですか?」

「キスしていい?」
キョーコはびっくりして目を見開き、みるみる真っ赤になっていく。

「だ、だめですよ・・だから、その・・・先ほども言いましたけど・・・いくら敦賀さんが今・・・不安を抱えていて心細いからと言って・・そんなこと言われたらですね・・。」

「・・勘違いじゃないんだ、君が好きなんだ。ずっと前からね。クス。だから・・キスしていい?」
そう言うとゆっくりと蓮はキョーコに顔を近づけた。

「・・俺のわがまま聞いてくれるんでしょ?」
キョーコが逃げられるように蓮は腕を緩めたが、逃げる様子は全くなかった。

「だ、ダメですよ。敦賀さん。」
キョーコはその綺麗な瞳に吸い込まれそうになる。固く閉じていた心の鍵が開きそうになる。

「最上さん・・・」

「な、なんでしょうか?」
至近距離で尋ねられ、頭の中がパニックを起こす。

「ちょっとだけ目を閉じてくれない?」

「目・・ですか?」
そう言うと、キョーコは素直にゆっくりと瞳を閉じた。

「そんなに、素直だと困るな・・。」
そうつぶやくとキョーコの唇に優しいキスを落とした。

「な、な・・何してるんですか!」
真っ赤になりながらキョーコは蓮を睨んだ、その瞳の奥は限りなく優しい。

「大好きだよ、最上さん。」
そう言って今度は確認することなくキョーコに2度目のキスを落とした。



スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Author:遊yuN (ゆうゆん)
スキップビートの蓮キョ不足解消のためにサイトを作成してみました。
定期的に更新できるか!とにかく頑張ってみるべし

カウンタ:


スキビ☆ランキング

最新記事
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
りんく
1289741563.png 1289741563.png リンクはフリーですが、ご一報いただけるととても嬉しくて遊びにいっちゃいます。
艶やかな微笑
peach tea no1 様 光の箱庭
惣也 様 花のうてな
みなみ なみ 様 闇夜の光
カワ 様 melody
Rin 様(2/28に閉鎖されました) SKB
Agren 様 メルヘンの泉
春葵 様 クロクルzakki SB
kuroko 様 Little rin
凛 様
唐紅 -karakurenai-
焔 様
Someone's delusion
Kanamomo 様 pourripot
達磨 様 ド素人のスキビブログ18禁
氷樹 様 ド桃色無印
きゅ。様 こまどタイム
コマド 様 りぼりば -Reborn/Rebirth
ともこむ 様
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

りんく
花とゆめサーチ
花とゆめサーチ 様 スキビサーチ
スキビサーチ 様


LOVER'S NAME
榊 伽夜 様 五十歩百歩
霧崎 様 珍魚落雁
ことりん 様 Dog tail Cafe
夏那様 Om Mani Padme Hum
HINA様 Feast of eternity
珠々様 Feast of eternity ミシャ様 Feast of eternity
真蘭様 Feast of eternity
EyeCo様 Feast of eternity
ミス・ルイーザ様 ☆Happy cosmetics☆
りつか様
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。