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砂の上(最終話)

やっと終わりました!!!

途中更新が止まってしまいすみません。
なんだかちょっと忙しく・・・


そして連載一つがやっと終了♪

あ、まだあった大きな陰謀が・・・そろそろ本気で更新しなければ・・


それでは最終話いってらっしゃ~い




蓮が嘘をついていた。と言ったことが急に気になりだした。


「ずっと・・好きなんだ・・」

耳に届いた声が何を告げたのか理解したのは、蓮がじっとキョーコを見つめその頬を優しく包む大きな手の温度を感じた時だった。

「好きだよ・・最上さん・・説明は後でもいいかな?」
そう言って近づいてくる美貌にキョーコは驚いて瞳を見開いた。

「クス、じっと見られるのも嫌いじゃないけど・・できれば閉じてもらえると・・でも、もうそれも待てそうにないから・・」
魔法の呪文のように蓮の声が耳に流れ込む、悪い魔法にかかったように身体が上手くいうことをきかなかった。

柔らかい感触が唇に触れる。
間近に迫った肌理の細かい綺麗な肌に見惚れていたキョーコは何が起きたのか分からなかった。
離れた唇の感触に驚いて両手で自分の口元を覆う。

「つ、つ、つ・・つる・・・・」

「クス・・だから待てないって言ったでしょ?」
悪戯が見つかった子供みたいな無邪気な笑顔でキョーコにそう告げると、真っ赤になっていた顔が次の瞬間には真っ白になり、キョロキョロとあたりを見回した。

「だ、だ、だ・・だ・・・・」
蓮と視線が合った瞬間再び真っ赤になり、キョーコは言葉が出てこない。

「そうだね・・誰かに見られていたら大変だね・・」
クスクスと笑いながらキョーコの代弁をする。

「え、・・あ・・えぇ・・・あっ・・あああ」

「とりあえず落ち着いてもらえる?じゃないともう一回するよ?」

「だ、だ、だ・・だめですよ」

「クス・・さて、じゃ俺が嘘をついていた理由を説明したいからマンションに来ていただけますか?お嬢様?」
そう言って蓮はキョーコに手を差し伸べた。

「は、は、はい・・あ、あの・・む、迎えに・・き、き・・」
変わらずに真っ赤になったまま上手く言葉が出てこないキョーコを愛おしく思った。
自分の邪な気持ちは、この可愛らしい行動に少しずつ薄れていく。

「・・どういたしまして。・・・・最上さんに会いたかったんだ・・俺が」
キョーコの手を取って蓮が車までエスコートするとやっと落ち着きを取り戻したのかキョーコはヘニャリと笑いお礼を言った。

「あの、ありがとうございます・・・」
ドアを開けてもらったキョーコが、ぺこりとお辞儀をして乗りこもうとした瞬間、蓮はキョーコをドアと自分の間に挟み上を向かせた。


「好きだよ・・」

そう囁きながら2度目のキスをする。
キョーコがビクリと身体を震わせると微かに蓮が微笑んだのが直に伝わり、さらにキョーコは震えた。




マンションに到着するとキョーコはハーブティーを2つ作りソファーに運んだ。
不自然なほど姿勢よく座るとその様子を見ていた蓮の笑いを誘った。

「クス・・どうしたの?」

「え、あ・・・・・あ・・あの・・ハーブティーおいしいですね・・」
淹れたてのハーブティーをゴクリと飲んで、あまりの熱さにキョーコはガチャンとカップを置いて中身をこぼす。ひどく緊張しているキョーコの様子に蓮は抱きしめたい衝動に駆られる。

「大丈夫?」

「あ・・はい・・す、す、すみません・・」

「・・そんなに緊張されると俺も緊張するんだけど。」
クスリと嬉しそうに蓮が笑い、キョーコを覗き込みながら先を続けた。

「・・大丈夫だよ・・何もしないから・・。ちょっとつまみ食いするくらいだから・・安心して?・・今のところ・・だけどね?」

「つ、つ、つまみ食いって・・な、な、なん・・なんですか・・そそ・・それに・・今のところ・・って・・」
黙って聞いていたキョーコは、言われた内容に驚いて顔を上げる。

「あぁ~・・クス・・・・こういう感じかな?・・」

チュッ

キョーコの肩に手を回し蓮は音を立てて頬に軽いキスをした。その行動にソファー中央から滑るように端まで移動し、真っ赤になった頬を押さえながら蓮を睨めつけると蓮が侵害だと言わんばかりにキョーコの顔を見た。

「最上さん・・なんで逃げるのかな?・・俺のこともう嫌いになった?」
寂しそうな表情でそう問われるとキョーコは小さく首を横に振って上目づかいに蓮を見つめる。

「・・そ、そんなことは・・・・」

余りにも不安そうな顔で蓮を見つめる可愛い眼差しに、今まで押さえていた感情が溢れ出す。
蓮は感情を押さえられず、キョーコを追い詰めるようにキョーコの方へ詰め寄った。

「あ、あの・・ち、ちかいですぅ・・・・」
消え入りそうな声で抵抗すると、蓮はニヤリと笑った。

「これから大切な話をするから・・どうしても近くで話したいんだ・・・・」
蓮は無駄に色気を振りまきながらキョーコの耳元で囁く。
蓮が近寄ったことでキョーコは逃げようとして身体をのけぞらせるとさらに蓮が近づいた。

それからも逃れようとさらに身体をのけぞらしたが逃げ場がないことを悟ると、キョーコは後ろに倒れ込まないように、あきらめて蓮の腕にしがみつくと、蓮が目を見張った。

「この体制で甘えられると・・危険だな・・」

夜の帝王の顔が間近に迫り、キョーコは自然と瞳を閉じた。
時折深くなるキスの合間に蓮が嘘をついていた理由を少しずつ話してくれたのだが、キョーコの耳に届いたのは定かではない。


「・・ずっと君のこと・・好きだったんだ・・これからもいつまでもずっと・・」







後日ハリウッドに行く話について蓮が再びキョーコに話をすると、記憶の片隅で訊いた言葉が本当だったんだと寂しそうな顔をした。
そして蓮が飛び立って3週間が過ぎ毎日くれる電話だけでは寂しいと思い始めたころキョーコは、その事実に泣きながら蓮の首に抱きついた。


「クス・・ごめんね・・少しは寂しいって思ってくれるかな?って思って・・・・」
抱きしめたキョーコが少しやせた気がして蓮はその腕に力を入れる。

「な”、なんで・・おしえでくれながったんでずがぁー・・」
泣きながらそういうキョーコを目の前に蓮は少し困った顔をした。

「キョーコ・・ゴメン・・本当わるかった・・だからお願いキスさせて?」

瞳にいっぱいの涙をためたままキョーコが蓮を見つめた。
ニコニコと笑う蓮とは対照的にキョーコは少し拗ねた顔をしている。
ゆっくりと重なる唇に蓮は幸せを満喫した。



蓮がハリウッドで掴んだ役は日本での撮影がメインで年の半分以上は日本での撮影になるという役柄だった。
その事実を知らせることなく飛び立った蓮に、キョーコは怒りながらも嬉しく思っていた。




さて、この後の2人がこの後どうなったのかは皆様の心の内でご堪能ください


長い間ご愛読ありがとうございました。



おしまい
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