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CATⅡ(1)

ん?この題名見たことあるぞ?と思ってくださった皆様
ありがとうございます。

続きよりどうぞぉ~いってらっしゃいませ!


イエイエ、記憶の片隅にしかないですね・・
いや・・見たことないじょぉ~の皆様

こちらからどうぞ




設定は 蓮が16歳キョーコが21歳 という年齢逆転のお話です。
蓮の強気なところがかわゆくて気に入っているのですが・・・

楽しんでいただけると嬉しいです。


それではいってらっしゃいませ!



「うおぉ~・・超~いい女・・なぁ蓮!見ろよ!!」
貴島の言葉に興味なさそうに蓮はジュースを飲み続けていた。

「おっまえさぁ・・どっか病気じゃねぇの?俺らのこの年齢と言ったら・・まず女だろう!・・もう少し興味持てよ!」
貴島に言われて仕方なく視線をその女性に向けた。
丁度振り返ってしまい顔は見えなかったが、ファーストフードの店内にいるのに不自然なほど姿勢よく座る女の姿に蓮は想いを寄せている女性を重ねた。

・・・・キョーコさんに似てるな・・

そんなことを思いながらボーっと見ていると、ナンパ目的の男たちが彼女を取り囲むように椅子を寄せ、3人に囲まれた。

「なぁ・・蓮・・あれってまずい雰囲気だよな?」
彼女がやんわりと断っているのがこの席からでもみることができた。だが男たちはなおもしつこく女性に言寄っていた。

「なぁ・・彼女のバッグについているキーホルダーって・・お前の持っているのに似てな・・」
その言葉を最後まで訊かず、蓮は勢いよく席を立ちあがると、からまれている女性の方へ足早に歩いて行った。
その急な行動に驚いて貴島はじっと視線で追うことしかできず、スタスタと歩いて行く蓮を視線で追った。



「キョーコさん・・ごめん・・待たせて・・」
申し訳なさそうに蓮が謝罪すると、キョーコは瞳を大きく見開いて、驚いた顔を見せたあと口元を緩め笑顔を向けた。
男たちは急に現れた長身の高校生に視線を向けそのあまりにも整った綺麗な顔を見て少しだけ驚いた。

「れ、蓮君・・なんで?・・じゃなくて・・遅いわよ!もう・・いったい何分待たせるのよ!」
男たちを無視して2人で会話を進めるうちに蓮が、キョーコを連れ出そうと手をとった。その瞬間男の一人が蓮の行く手をふさぐように前に立ちはだかると、ドスのきいた低い声で話をはじめた。

「おいおい・・そこのガキ・・勝手に連れて行くなよ!!俺たちまだそのお姉さんと話している最中なんだよ・・・・見りゃわかるだろう?」
蓮はキョーコを背に庇うように立つとクスリと余裕のある笑みを浮かべたかと思うと、一瞬で殺人犯のように冷たい視線をつくり、男たちを見据えた。

「な、なんだよ・・貴様!ガキだと思って!・・ったく!!」
今にも飛びかかりそうな男どもを相手に蓮は怯むことなく会話を続けた。

「これから勉強教えてもらうんで、それに俺と待ち合わせしていたんですよ・・失礼しますね?」
有無を言わさない瞳で男たちを見回すと、鼻を ふんっ と鳴らして3人が退散していった。その姿が店内から見えなくなると蓮は背に庇っていたキョーコに振り返り呆れたように大きなため息をついた。

「まったく・・・・」
蓮がつぶやくとキョーコが困った顔をして蓮を見上げた。

「蓮君・・ありがとう」

「ありがとうじゃないですよ!俺・・前にも言いましたよね・・?スキだらけなんですよ・・狙ってくださいと言っているような無防備な状態で、こんな人ごみにいないで下さい!」
俺がいなかったらどうするつもりだったんですか? と蓮にしてはめずらしく声を荒げてキョーコに問うと、またしても蓮の怒りを刺激するような回答に掴んでいた手首をギュッと握りしめた。

「い、痛いわよ・・蓮君・・その・・だって何とかなると思ったんだもん・・それにいつも・・何とかなっているし・・」

無防備にもほどがある。そう思いながら蓮が鋭い瞳を向けるとキョーコはしょんぼりと瞳を伏せた。

「ところで、こんなところで待ち合わせなんてことはないですよね?」
話を本題に戻すように蓮がキョーコを尋問するように質問をすると予想と違う答えに蓮は訝しい表情を見せた。

「あ・・えぇ・・っとその・・待ち合わせ・・なのよ?」
無表情にキョーコをじっと見つめると逃れることができないほど鋭い瞳がキョーコを捉えた。

「・・誰です?」
キョーコが応えようとした瞬間、一人の男がキョーコに声をかけてきた。
蓮はその男にチラリと視線を向けるとその男の雰囲気に記憶の中の警報が鳴り響いた。

「おい!キョーコ・・ったく行くぞ」
金に近い茶髪の男がサングラスをかけたまま彼女に声をかけると、蓮はキョーコと男を交互に見つめ視線をキョーコに留めた。

「なんだ?このガキ・・おい、行くぞ!!」
まるで自分の所有物のようにキョーコを扱う男に蓮は、キョーコを見つめて誰ですか?と訊きたそうにじっと見つめていた。

「おい、おっさん・・あんたこそ誰だ?」
貴島が横から口を挟みキョーコと蓮が振り返る。

「あ?・・なんだよ・・キョーコ知り合いか?」

「あぁ・・えぇ~っと・・うん・・」
キョーコは再び困った表情を浮かべた後、貴島と蓮を見つめ、小さくうなずいていた。その答えが気に似らなかったのか、蓮が不機嫌な表情をつくる。

「こいつは俺のもんなんだよ・・わかったか?ガキども!」
そのセリフにキョーコは驚いて瞳を見開き、蓮は鋭い眼光を男に向けた。その横で貴島は楽しそうにそのやり取りを見ている。

「蓮君・・その・・どうもありがとう・・えぇっと・・・・きゃぁ!」
お礼を言う暇も与えずに、男はキョーコを引きずり出すように店内を出て行った。その背中を見送ることしかできず蓮は悔しそうに手を力強く握りしめた。

「おい、蓮・・お前知り合いか?いいな・・あんな美人な知り合いがいて・・って言っても彼氏持ちじゃ紹介してもらっても勝てそうにないな・・口は悪かったけど結構良い男ぽい感じだったよな?」
蓮に相槌を求めて視線を向けると、そこには無表情な蓮がドアを睨みつけるようにして立っていた。

「蓮・・どうしたんだ?」

「いや・・何でもない・・ごめん・・俺、用事思い出したから・・今日は帰るよ」
そう言うと、貴島の返事を待たずにバックを手に取って勢いよく店を出て行った。

「・・たっく・・珍しく真剣な顔なんかしやがって・・」
残された貴島はぽつりとそんなことをつぶやいて蓮の背中を見送っていた。




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