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子猫(猫視点)

しろのお昼寝 神無月白猫様より

「子猫」のお礼に「子猫(猫視点)をいただいてしまいました!!

もぉ~悶えますよ!
本誌では見られない可愛いキョーコちゃん(猫)の・・・・
あ・・危うくここで全部ネタバレしてしまうところでした・・

さて、そんな前置はさておき、

とっても可愛らしいお話しなのでいってらっしゃいませぇ~







『どーしよう…うぅ、怖いよ―(グスン)』

『レーン、どこー。(グスン)』

『こんな事になったのも…全部あの馬鹿ショウタタローのせいだ!!(怨)』



その日私は、お家の縁側で日向ぼっこをしてレンが帰って来るのを待っていた。今日はレンと遊びに行く約束をしていた。
なのにいきなり、ショウタローがやってきて、私を連れ出そうとしたんだ。そしたらまた近所に住むレイノ(なんか不気味な気配がする猫)が私を追っかけまわし、逃げ回ってる間にこんなことに…

ここはどこなのーーーレン助けてーーー!


レンは一緒の家で飼われている、このあたりを縄張りにする黒猫で、すっご~く美しく強い猫だ。
私が、初めてレンとあったのは、近所の雌猫を引き連れたショウタローに絡まれていた時だ。あの時―――


『おい、この俺様が一緒に遊んでやるって言ってるのに断るなんて生意気だぞ!キョーコのくせに!』

『そうよ、そうよ。あんた、ショウが誘ってくれてるのに断るなんて生意気なのよ!』

『生意気だわ!』

『目障りよ!』

『野良猫のくせに!』


ショウタローの後ろから、雌猫達が追従してはやし立てる。


『あんたになんか遊んでほしくないわ。だいたい後ろの猫達(ひとたち)も目障りなら、あんた達がコイツを私に近けないでくれればいいじゃない。いい加減このやりとり何回目なの(ハア~)』

『なっ!お前は俺の言う事を聞いていればいいんだよ。親にも捨てられたくせに!!』

『はんっ。この猫社会で親猫と一緒に居る猫の方が珍しいわよ。みんな野生(のら)でたくましく生きてんのよ!ぬくぬく親の庇護下で甘やかされた、ナルシスとなんてお断りなのよ!!』


その頃の私は野良猫だった。生まれた頃は、どこかの家に飼われていた親猫と兄弟達と一緒に暮らしていたが、たくさんの猫を飼うほど裕福でなかったその家は私達を里子に出すことにしたのだ。でも私は当時痩せホッそっていて、美しいとは言い難く貰い手が見つからなかった。その家の人間は、私を飼ってくれようとしたが、母が…『お前みたいなみすぼらしい猫、私の子ではないわ』といって、遠く離れた町に置き去りにしていった。

しかし、その事でめげては居られなかった。生きる意欲だけはあった私は野良社会に順応すべく頑張った。周りの親切な猫達の助けもあって、私はたくましく生きていた。でも、この界隈にあるお金持ちの家猫が私に絡んでくるようになってからが、災難の始まりだった…
そいつは突然現れてこう言った。


『お前を俺の番(女)にしてやる。ありがたく思え』

『結構です。他の方をあたってください(バッサリ)』

『な!!俺のような美猫に言い寄られる事の栄誉がわからねーのか!!』

『はん!あんたレベルの猫は、この世にたくさん居るわよ。不愉快だわ、二度と近づかないで』


それからというもの、来る日も来る日も、この馬鹿に付きまとわれる日々!!
せめてこの街じゃなかったら…いえ、この猫にさえ会わなかったら、こんなん毎日毎日ストーカーまがいに付きまとわれる事もなかったのに!!

ショウタローと雌猫たちがわめきちらす中、それを聞き流しながらそんな事をつらつら考えていた私は、後ろに降り立った気配に気づかなかった。


『!!!(なんで、いつの間に!野良社会では気配に敏感じゃなければ生きていけないのよ!!)』

『大勢で一人の雌猫(女性)を取り囲むなんて、あまり褒められた事じゃないね』


そう言って、その猫は私の背後から前に出て私を背中に隠した。


もしかして、かばってくれてるの?


そっと見上げたその猫は美しい黒猫だった。しなやかな肢体、光沢ある美しい毛並み、ショウタローの取巻きの雌猫たちは声も出ないほど見とれている。その様子に気づいたショウタローは、自分より目立つ美しい猫を敵と認識し怒鳴りたてた。


『お前誰だよ!!このあたりで見かけない猫(顔)だな、よそ者か!!』

『今日、この街に着いたところだよ。車の荷台に潜り込んでたんだ』

『なんでわざわざこの街にくるんだよ』

『別にこの街に来るつもりはなかったんだ。ただ、探し物をしていて旅をしている』

『はぁ?猫が旅?』

『そう僕の離れ離れになった「大切な猫(こ)」を探していてね。といっても、まだ目の開いてなかった雌猫(彼女)に一目ぼれしただけだけど…』

『だったら、さっさとその「大切な猫(こ)」を探しに行けよ。俺達は取り込み中だ』

『そう。だったら俺達も失礼するよ』


そう言って、その猫は私の首根っこを銜え、塀の上に飛び上がった。
『えぇーーー!』

『なっ!まて!どこ行く気だ!』

『きみが「大切な猫(こ)」を探しに行けと言ったんじゃないか?』

『キョーコは置いていけ!』

『出来ないね。この猫(こ)がその「大切な猫(こ)」だから。君も応援してくれただろ』

ええーーー???なに、なに、どうなってるの~~~?「大切な猫(こ)」ってどういう事~~~?

『してねーーー!!』

『それじゃ。君は後ろの雌猫たちとよろしくやったらいいよ』

そう言って、状況がわからずうろたえる私を連れて颯爽とその場を走り去った。


たどり着いたのは、少し離れた場所にある空家の庭だった。
銜えていた私をそっと下ろすと、乱れた毛並みを舐めて整えてくれた。


う~くすぐったい。親にもあまりしてもらった事ないのに、でも…なんでだろ、なんだか懐かしい感じがする。きもちいい。

『はい、綺麗になった』

『あ、ありがとう////それから、さっきは助けてくれてありがとう。私はキョーコっていうの。あなたは?』

『俺はレンだよ。キョーコ』

『レン?私、貴方の名前聞いた事ないんだけど…先程の話だと///あった事あるんだよね?』

『(クス)知らないのも無理ないよ。俺はその頃「クオン」って名前だったからね。それよりキョーコには「コーン」って名乗ったほうが分るかな?』

『え!本当に「コーン」なの!?でも、どうして今は違う名前なの?』

『俺が君に会ったのは、お互い里親を探している飼い主たちが候補者の家に行った時だから、貰われる前の家の名前が「クオン」新しい家でつけられた名前が「レン」なんでも好きな俳優の名前らしいよ』

『へ~そうなんだ。だから、今は「レン」なんだね。でも、また会えて嬉しい。ちょっとの間一緒に居ただけだけど、兄弟よりも仲良くしてくれたものvvv』


私が納得して、レン(コーン)に会えた嬉しさを訴えると、レンは途端に無表情になって前足を地面に押しつけるようにした。


『レン?私何かまずいこと言ったかな?図々しかった?』

『(コホン)そんなことないよ。そんな事ないよ。それよりも、心配したんだ。君の所へ行ったら、母猫が君を捨てたって言うからズット探してたんだよ』

『探してた?どうして?』

『大切な猫(こ)を探すのに理由なんか必要ないよ。キョーコさえ良かったら、俺の家で一緒に暮さないか?』


『でも、家主達に迷惑がかかるんじゃ…』(大切な猫という言葉はスルー)

『大丈夫だよ。俺があんまり必死に君の親猫の元に通ってたから最初は勘違いされたけど、君を探してるってなんとなく理解してくれたから』

『本当にいいのかな?』

『大丈夫。もし駄目だったら、一緒に家を出よう。二人なら野良生活も楽しいよ』

『(クスクス)なんだかプロポーズみたい(そんなわけないよね)』

『何言ってるの。これはプロポーズだよ(真剣)むかし約束したよね、大きくなったら俺の番になってくれるって』

『ええーーー!!そんな事私言った???』

『正確には、ずっと一緒に居てくれるって言ったんだけど』

『全然意味が違うじゃない!びっくりした(番なんて言うからびっくりしちゃった)』

『まー細かい事はいいじゃない。一緒に居てくれるんでしょ!?(逃がす気ないけど)』

『うん。私でよければ///(今なんか聞こえた?)』

『じゃ、引っ越し終わったらこの家で一緒に暮らそうね(害虫(ショータロー)の駆除をそれまでに済まさないと)』

『ここなの?』

『うん。この家だよ。引っ越しが決まったから、俺だけ一足先に来たんだ』

『日当たりいいね。縁側なんか好きだなvv(キューティーハニースマイル)』


縁側を眺めてそう返事した私が笑顔で振り返ると、レンは途端に無表情になって前足を地面に押しつけるようにしていた。何か機嫌を損ねたのか気になってレンの顔を覗き込むと鼻にキスされた。
ビックリしたけど、レンがとっても神々しい笑顔を向けてくるから、怒ったわけじゃないんだと安心して、私もお返しにレンの鼻にキスを返した。
それから、人間たちが引っ越してきて、私もその家で飼われる事になったんだけど…その後もショウタローはレンの目を盗んでは私にチョッカイ掛けてくる。



レンが怖いんだったら関わらなければいいのに…何考えてるのかわっかんないなー
そのせいで今の状況なんだけど…どうしよう、早く帰らないと、心配するだろうな…下手をすると闇の国のレンさんが降臨してしまう(ガクガク ブルブル)


そんな事を考えてる私に、下から声をかけてくれている子供がいる。


「・・・・ぅ~ん・・どうしよう・・・・おいで!」


心配そうに声を掛けてくれる子供に女の人が声をかけていた。何か話したのちに、その女の人は木を登ってきた。すいすい登ってきたかと思うとその人は…

「ふふ、こんにちは・・子猫ちゃん?」

と声を掛けてきた。もしかして私を助けに来てくれたのかな?

『ミィー(こんにちは)』

そう返事をした私の首根っこを持つと、自分の上着に入れた。
その後、その女の人は私を連れて木を降りはじめた。だいぶ下まで降りた時、遠くで私を呼ぶレンの声が聞えてきた。私は上着から顔を出すと辺りをキョロキョロと見回し、この高さなら自分で降りられると分ると女の人の上着からとび出した。
スルスルと降りると、一目散にレンの元へ走り去った。


『レーン』

『キョーコ!どこに行ってたんだよ。心配したよ』

『ごめんなさい(シューン)家にいたら、またあの二人が来て、追っかけてくるから必死で逃げたら木の上で…隠れるために登りすぎたから、降りられなくなったの』

『そうだったんだ(あの連中しらねーなんてぬかしやがって(怒))無事でよかったよ。でもどうやって降りたの?』

『それが…あっ!いけない!!』

私はあわてて、あの木の元へ戻った。そこでは、女の人が背の高い男の人に木から下ろしてもらっているところだった。

『あ~、やっぱり無理してたんだ…置き去りにして悪いことしちゃったな…』

『そうでも無いんじゃない。あれ、二人とも嬉しそうだよ』

『??本当に??』

『うん。顔が赤いよ』

『だったら、チョットは良かったのかな!?』

『良かったんだよ。さ、家に帰ろう。出かけるのはまた今度ね』

『うん。なんだか疲れちゃった』

『帰ったら一緒にお昼寝しよう』

『うんvvあのね…迎えに来てくれてありがとう///』

『どういたしまして。君を探して迎えに行くのは俺の役目だからね』


そう言ってレンは私の鼻にキスした。御出掛は出来なかったけど、いい一日だったかな。



おしまい



いかがでしたでしょうか?
もぉ~本誌では絶対ありえない
「レン・・助けてぇ~」の始まりに・・倒れそうでした。
そのあとも何度も訪れる萌えポイント・・・・
『乱れた毛並みを舐めて整えてくれた』あぁ~想像したら倒れちゃいそう・・

神無月白猫様 素敵なSSをありがとうございました。
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