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こぼれ落ちた本音

なんだろう・・・
色々書いてみるけど原因がわからず、一人でしっくりこない・・

そして、慰めてくださる皆様ありがとうございます。(大泣)
皆様の優しさに甘えまくることにします!!


・・・そうだ!
こんな時には本誌を1巻から読んでみよう!


その前に、次を書いたよぉ~~

いってらっしゃいませぇ~







「あ、あの・・敦賀さん!・・その・・楽屋にお邪魔しても良いでしょうか!」
まるで何か悪さをしでかした子供のように、どこか緊張した面持ちのキョーコを見て蓮と社は顔を見合わせた。

「え?・・あ・・うん・・それは別にかまわないけど・・あらたまってどうしたの?」
蓮はキョーコをじっと見つめるとキョーコは緊張した表情を一段とひきつらせた。

「はい・・その・・・・」
そう言いかけて口を閉じるとキョーコは下を向いて話すのをやめてしまった。

「と、とりあえず・・楽屋に入ったらどうかな?」
社の提案に蓮とキョーコもうなずくと、3人で楽屋に向かった。


「・・すみません社さん・・それでは・・その・・・・・・お邪魔いたします」
自宅に招いた時のような礼儀正しいお辞儀をして、キョーコは社の後に続いて楽屋に入っる。


「とりあえず、ここにかけて?」
蓮はテーブルの椅子を引いてキョーコをエスコートすると恐縮したように小さく頭を下げちょこんと椅子に座った。

「・・で、どうしたの?・・最上さん・・」
蓮が向かいに座り、話しかけるとキョーコはその瞳をじっと見つめて困った顔をした。その少し寂しそうな表情をみて社はあわてて部屋を出る準備を始める。

「・・蓮、悪い・・俺ちょっと用事があるから席外すけど・・キョーコちゃん・・ゆっくりしていってね・・」
そう言いながら社は驚くほどの速さで楽屋を出て行った。
社が部屋から出ていくと部屋が静かになりキョーコは一段と落ち着かない気分になった。


「あ、あの・・・・その・・・・」

「ん?・・・・何か困ったことでもあった?」
優しい問いかけにキョーコはどぎまぎしながら蓮を見つめた。

「あ、いえ・・そうではないんですが・・・・その・・私ごときに敦賀さんのためにできることは・・それほどありませんが・・その・・ですね。・・いつもお世話になっているうえに・・先日お食事にまで連れて行っていただき・・あの・・・どうやってお礼をすれば良いのか、わからなくて・・・・」
キョーコはしどろもどろ話を始めると、蓮は黙ってその話に耳をかたむけた。

「その、私は!・・どうすれば良いでしょうかぁああああ!!・・このままでは一生敦賀さんにお返しができないどころか・・お世話になりっぱなしになってしまうんです!!」

そう叫んでキョーコは瞳いっぱいに涙をためて蓮にうったえかけた。

「あの・・最上さん・・別に俺は最上さんに・・お礼をしてもらいたくて何かしているわけじゃないから・・その気にしないでくれる?」

「いいえ!気になります。・・先日も多忙なスケジュールの合間に台本の読み合わせをしていただきましたし、役がつかめなければいつも助けていただいていますし・・先々週は大好きなハンバーグまでごちそうしていただいたんですよ?・・それなのに・・私は一度も敦賀さんにお礼をしたことがないなんて!!・・・どうすれば良いのでしょうか!!お願いですから、何か私にお礼をさせてください!!!」
捲し立てるようにキョーコが叫ぶと蓮は、ぅーん と唸ると何かを考え始めた。


「本当に・・・・何でも良いの?」
蓮は不敵な笑みを浮かべる。
キョーコは一瞬ドキリとして瞳をそらしたい衝動に駆られた。

「は、は・・はい・・その私に・・できることでしたら・・」

「うん・・最上さんにしかできないよ・・?」

「それなら喜んで、やらせていただきます!・・何なりとおっしゃってください!」

「そう、じゃぁ~・・・・社さんが来るまで俺のこと抱きしめてくれる?」

「はっ・・い?」

「だから・・」

「あぁぁああああの・・言われたことはわかりました。その恥ずかしいので言葉にしないでいただけますか?・・しかし・・なぜ・・・・私にしかできないのでしょうか?」

「さぁ・・なんでだろうね?」
クスクスと笑うと蓮はキョーコの方へ腕を伸ばした。

「ちょ、ツ、ツルガサマ・・・・その・・えぇえええ!!」
蓮はキョーコの手を強く引っ張るとその腰に両手を絡ませてキョーコを抱きしめた。

「・・お礼・・してくれるんでしょ?」
蓮はキョーコを抱きしめながら、疲れた声を出す。

「・・ツルガさん・・お疲れなんですか?」

「・・そうだね・・少し疲れているのかもしれない・・」
蓮は顔を埋めながらニヤリと微笑んでキョーコの温もりを堪能する。

このまま時間が止まれば良いのに・・

そんな小さな願いが蓮の心を支配した。

キョーコの優しい手が蓮の髪に触れると何度か優しくなでつけた。その手が動きを止めるとゆっくりと蓮の頭にまわされ、その腕に抱きしめられた。

「あ・・アノ・・コンナコトデ・・オ礼ニナルノデショウカ?」

「・・うん・・・・また、お願いしたいくらいだよ・・」
思わず漏れてしまった本音に蓮は苦笑する。
優しい甘い香りに包まれて不思議と眠気が襲ってきた。抱きしめている腕に力が入らないように気をつけながらキョーコによりかかると心地よい声が蓮の心をさらに優しく包む。

「あの・・・・いつでも言っていただければ・・これくらいなら・・できますよ?」

聞えないほどの小さな声が、蓮に幸せを与える。


「・・・・うん・・また、お願いするよ・・・・ありがとう・・最上さん」



「・・・・は、はい・・」



優しい蓮の声にキョーコは心の中に初めて知る温もりが広がった。











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