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CAT(前)

先日妄想会をしていたんですが、・・・どんな会合だよ・・・(汗)
そこでいつもお世話になっているので、お礼にリクエストあればぁ~とお尋ねしたところ、
年齢逆転お願いします!とのことで初挑戦・・書いていて・・色々問題が・・(滝汗溺れそう)

何とか完成。


蓮様 →16歳くらい、ちょっと若い
キョーコ様 →21歳くらい



いつもながら背景は薄い作品(会話が多い)ですが、蓮様の態度に悶えながら書きました。
高校生って・・素敵・・うふ


それでは、行ってらっしゃいませ!


雨が強くなってきた。
数日前に拾った毛並みの良い猫を思い出す・・

クス・・可愛かったな・・

猫と言っても本物の猫ではなく女の子のように綺麗な男の子だった。
傷だらけでマンションの自転車置き場で座り込んでいたその様子は、人を寄せ付けない猫のようで、キョーコは声をかけるのを一瞬ためらった。
ただ、雨に濡れているその少年の様子が寂しそうで、まるで自分と同じ境遇のように身寄りがないのかと思って、声をかけたのがはじまり。

その時は、ご飯を食べさせて、傷の手当てをして、たわいのない話をした。

年よりも少し落ち着いた雰囲気の少年だったのを思い出す。
サラサラの黒髪、切れ長の瞳、印象的な美人顔。

雨が降るたびに思い出すだろうな・・

そんなことを思いながら、久しぶりに降っている雨を見てその少年を思い出していた。





「キョーコさん・・」

「あら、蓮君。クス・・今日もずいぶん傷だらけね・・ちょうど、あなたのことを考えていたのよ?出会ったのって・・確かこんな雨の日だったって・・・・家によっていく?」

「お邪魔しても・・良いですか?」

「もちろんよ」
びしょ濡れの頭をなでると、蓮は恥ずかしそうに下を向いた。





「・・それ・・喧嘩?」
会話をしながら傷に消毒液をかけると、蓮は時折眉間にしわを寄せ、痛みをこらえていた。

「あ・・・・うん」

「蓮君、喧嘩強そうなのに・・」
腕の傷を消毒しているときに気が付いた。ずいぶん鍛え上げられた腕だと思い蓮に視線を向けると小さくうなずいている。

「うん・・師範に怒られるから・・喧嘩はしないことにしているんだ・・」

「でも、それじゃ・・蓮君が傷だらけに・・なるわよ?」
綺麗な白い肌に青い痣がいくつかある。その痣を指でなでると少し腫れていた。優しく指の腹でさすると、くすぐったいよ と笑いながら蓮が答えた。

「うん・・急所は避けるようにしてるから・・大丈夫だと思う」
器用なんだか、不器用なんだか・・ずいぶん複雑な思いをしながら生活している子だなと思って、蓮に興味がわいてきた。

「蓮君・・彼女いないの?」
急な話に蓮は一瞬驚いた表情を見せたが、恥ずかしそうに視線を伏せると、長いまつげが影をつくった。

「なんでか知らないけど・・すぐにフラれるんだ・・だから今はいない。・・キョーコさんは・・・・彼氏・・いないの?・・俺、ここにいても大丈夫?」
傷の手当てが終わり、キョーコは消毒液のふたを閉めた。蓮の質問に答えるように頷くと、口元に少しだけ笑みを浮かべて答えた。

「ふふ・・私ね・・もう恋愛はしないことにしているの・・」
寂しそうな瞳をみて、蓮はキョーコにその理由を聞けないでいた。

「蓮君何か食べる?・・とその前に着替え・・ちょっとこっちに来てくれる?」
蓮の手をひっぱってバスルームに連れていくと、普段は狭いと感じたことのないバスルームが、ひどく狭く感じた。
この空間に2人でいることが、急に落ち着かない。

「ひとまず、洋服・・脱いだ方が良いわね・・って、きゃ、ちょっと・・脱ぐの早いわよ!」

「ごめん・・仕事で、・・人前で着替えるのに慣れていて・・気づかなかった」
脱いでしまったシャツをわざわざ着るわけにもいかずそのままにした。

「仕事?・・学校行きながら?」

「うん・・モデルの仕事・・」

「そうよね、こんなにかっこよかったらモデルの仕事できるわね。・・・バスタオル・・ってあったかしら?・・あ、そうだこの間・・上にのせちゃったから・・」
タオルを収納した場所を思い出しながら、ぶつぶつと独り言を言うと、キョーコは背伸びをしながら、その棚の上にある箱を取ろうとした。

「キョーコさん、それ・・俺がやるから」

「え?大丈夫よ・・私の家だし・・蓮君シャワーでも浴びて?それまでには出しておくわ」
背伸びをしながらキョーコが振り向いて話をしていると、バランスを崩して棚の上の箱と一緒にキョーコが倒れそうになった。
蓮はあわてて駆け寄るとキョーコを背中ら抱きとめて、箱だけが大きな音を立てて床に落ちた。

「・・・・大丈夫?」

「え・・あ・・ご、ごめんなさい・・その・・た、助かったわ」
鍛え上げられた腕に抱きしめられキョーコは落ち着きなく返事を返した。

「キョーコさん・・そそっかしいね・・本当に年上?」
耳元で囁かれ、抱きしめられていることを強く意識した。
いつまでも解かれることのない腕にキョーコが触れると、その腕が一段と強く抱きしめた。

「れん・・くん・・・・どうかした?」
その行動に胸がドキドキする。

「うん・・少しだけ・・こうしていさせて・・」
人の温もりを感じてキョーコは心の奥が暖かくなった。

「・・ダメ・・蓮君が風邪ひいちゃうから・・シャワー浴びて着替えて・・」
言いかけてキョーコは しまった と思った。
シャワーを浴びて着替えをして・・って・・その後に抱きしめて良いなんて! そんなまるで恋人のような会話に自分でも驚いた。

「・・キョーコさん・・今の本当?・・ダメって言われてもそうするけど・・」
急に元気になった蓮をバスルームに見送ると、キョーコは真っ赤な顔を手で隠した。

・・ちょっと・・相手は高校生よ・・
私・・なにドキドキしてるのよ!



いつまでも止まらないドキドキに、キョーコは胸を押さえた。






だめだ・・長くなってしまったので
後半へつづく・・。
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