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Act.171 サイケデリック コーション

本誌の発売・・今月は28日までしか日付がないことに気が付き
3月5日待ち遠しさが~ちょっとだけ接近しました。



Act.171の続き妄想なので、本誌お読みの方・・ぜひ
偽りのAct.172 の世界へ行ってらっしゃいませ!!

コミック派、本誌まだ読んでないよぉ~の方は続きから先へは行かないでくださいまし・・。

※13:13にコメントくださったM様
ご連絡いただきました件ですがもちろん「OK」です!







「本当に、すごく綺麗だ・・。」
貴島にそう言われキョーコは恥ずかしそうに頬を染めた。


「・・・ありがとう・・ございます。」


やっぱり違う・・・

敦賀さんの時とは・・・
あの時みたいに、一瞬で自分の鼓動を耳の奥で聞いたりしない・・・・

良くない兆候だとすぐに思った・・・。
だから何重にも鍵達をしっかりかけ直したのに・・・また、一瞬で外された・・。





「京子ちゃん・・今日は一日エスコートさせてくれるでしょ?」

「え?・・私なんかのエスコートで・・良いのでしょうか・・?」
遠慮がちにキョーコがそう言うと、貴島は驚いた顔をした。

「京子ちゃん・・。今の京子ちゃんをみて『わたしなんか』っていうセリフは似合わないよ?・・こちらがお願いしたいくらいだね・・で、返事は?」

「あ、はい・・よろしくお願いします。」
キョーコは貴島の右手に手をかけ、楽しそうに会話をしながら会場に入った。



「なんか・・俺たち注目されてるな・・。」


「それは、貴島さんがかっこいいから女性たちの視線を集めているんだと思いますよ?」
キョーコがそう言うので、貴島はそれを確かめるためにあたりを見回した。圧倒的に男性の視線が多いことに気が付くと優越感を感じていた。

「・・いや、そうでもないみたいだね・・。」
小さな独り言のように貴島が答えるのをみて、キョーコは不思議そうな顔をした。
そして貴島が視線を止めたのを見て、キョーコも一緒に視線の先を見つめると、その先には蓮と社が立っていた。


あの時から・・仕事以外で敦賀さんに会うのは、初めてだ・・・。

・・怖い・・。

そう思っただけで、貴島にかけていた手に自然と力が入る。
それに気が付いた貴島がキョーコに声をかけた。

「・・どうかした?」
キョーコは小さく首を横に振って微笑み返した。

「なんでもないです。・・ちょっとバランスを崩しそうになって・・その、ヒールって慣れていないんで・・。」

「そっか・・中身は花の高校生だもんな・・。でも、今日は俺が一日そばにいてあげるから、転ぶことはないと思うよ?」

「はい、ありがとうございます。」



「こんばんは、貴島君、最上さん。」
少し驚いた表情の蓮が硬い声で、挨拶をすると、少し後ろに控えていた社は蓮よりも驚いた表情でキョーコを見つめていた。

「こんばんは、敦賀さん、社さん。」

「やぁ~敦賀君・・どうよ、見て!!この美人な京子ちゃん!!この間は敦賀君が連れていちゃったから見られなかっただろう?・・もう、どうしても好奇心がおさえられなくてさ。」
ニヤニヤしながら貴島が話しを続ける。

「会場の美容院でちょっと着替えてもらったんだよ。いや・・そしたら、こんなに綺麗になっちゃって、超ストライクゾーンだよ!!今日は一日エスコートさせてもらえる権利までもらったよ。」
そう言って嬉しそうに貴島は話をしていた。蓮はその言葉をほとんど聞く余裕もなく、貴島に視線を向けながらもキョーコを視界の片隅にとらえていた。

「あ・・あの・・貴島さん・・それは褒めすぎです・・。」
そう言って恥ずかしそうに俯いたキョーコの発言を聞いて、蓮は視線をキョーコに移す、いつもより大人っぽいキョーコの綺麗な顔。
その手が貴島の腕にからまっていることに、おさえきれないほどの嫉妬心が湧いてくる。

「・・本当だね・・とても、綺麗だよ・・。」
その声を聞いてキョーコは少しだけ安堵のため息をついた。


・・まだ、大丈夫だ・・。


いつも聞く優しい声ではなく、じっと見つめられることもなく、社交辞令の様なその言い方では、鍵が壊されることはなかった。

そのことに安心したキョーコは、心の底から嬉しそうに微笑んだ。

・・まだ、大丈夫だった・・。

「ありがとうございます。・・敦賀さんにそう言ってもらえると嬉しいです。」
大人度2倍増しのキョーコが、少女のように微笑むと、そのギャップに周りにいた男たちが魅了された。


「じゃ、敦賀君。・・ちょっと色々な人に自慢したいから、この辺で失礼するよ・・。」
そう言って、貴島はキョーコを連れて違うテーブルの方へ向かった。



「・・・蓮・・・お前が心配していたのって・・・。」
社は、キョーコの後姿をじっと見つめている蓮に向かってそう言うと、蓮は無表情のまま社に答えた。

「・・そうですね・・少し遅かったようです・・。」

「しかし、毎回キョーコちゃんには、本当に驚かされるよな・・あれ、きっと数年後のキョーコちゃん・・ってことだろう?・・周りの男が絶対に放っておけないだろうな・・っていうか、すでに今日からか・・・。」
言いかけて、社は慌てて口をつぐんだ。
隣にいる蓮が、2人をじっと見つめた後、視線をそらした姿がひどくつらそうだったからだ。

「・・社さん、2次会・・最上さんも行くと思いますか?」

「ん・・貴島君が・・どっかに連れて行きそうな気がするけど・・。」

「そうですよね・・・。」
ため息をついて再び2人の方に視線を向けた蓮を見て、社は一つ提案をすることにした。

「で、・・お前はどうするんだ?」

「どういうことですか?」

「いや、このまま貴島君にキョーコちゃん持ってかれていいのか?って、聞いてるんだけど・・。」
貴島がキョーコを連れてきた時、蓮は貴島の手にかけられていたキョーコの手をじっと見ていた。グラスを持っていない手が色の変わるほど握りしめられているのを社は、黙って見ていた。

「そうです・ね・・」
そう言いかけたところで、蓮が驚くほどの速さで会場の中を移動した。その視線の先を見ると、キョーコがウェイターとぶつかり倒れそうになっていた。
キョーコに背中を向けている貴島はその様子に気が付かないようだった。


ヒールを履いているせいで、倒れそうになった体をいつものように支えることができず、キョーコはあきらめたように転ぶ道を選択していた。


・・あ・・私・・・無様に転ぶんだ・・
せっかく素敵な衣装とメイクをしてもらったのに・・
やっぱり完璧になるにはローザ様の力が必要なのね・・。


そう心に描いたシナリオ・・。
以前にもこんなことがあった・・。

そうだ・・あの時は敦賀さんが助けてくれたんだっけ・・・。


固い床にぶつかる・・
ギュッととじた瞳で周りの状況はわからなかった。
いくつかの小さな悲鳴。
それと同時、私の心を掴む優しい香り


力強い腕に抱きとめられ、驚いて瞳を開いた。



「・・間に合ってよかった・・大丈夫?」



・・・大丈夫じゃなかった・・・。
せっかく閉じた沢山の鍵達が、あっけなくすべて外されてしまった・・・。



「あ、ありがとうございます。」
驚いて瞳を見開くと、優しい笑顔が降りてきた。



すべて外されてしまった鍵は、もう閉じることができないのかもしれない。



もう、無理なんだ・・・私・・。


この人から・・逃れられない・・・。










Act.171 の続き妄想・・こんな感じで進んでもらいたいよぉ~ということで
勝手に妄想したAct.172でした・・あ・・本誌・・待ち遠しい・・。
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