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一陽来復(後)

これから本誌を買いに行こうかと思います!!
でも、我慢できずに昨夜2ちゃん で読んでしまいました・・・。

あぁ~本誌妄想 ・・萌えそうな予感です・・。


では、いってらっしゃいませ!


予定通りに仕事を終えて部屋に戻ると、いつも迎えてくれる可愛い笑顔がないことにひどく疲れが増した。

たった数時間会わないだけなのに・・なんでこんなに会いたいと思うんだろう・・。
そんなことを考えながらリビングのソファーに深く腰かけTVをつけた。

不破と会って、何を話すのだろう・・・。
俺に言えないようなこと・・・。
ヤツの実家のことだろうか・・・それとも、もっと別の話・・
過去にとらわれないように・・、そう思いながら彼女と過ごしていても、どうしても不破だけは、俺の心を逆なでた。

何時に戻ってくるかわからないキョーコを想い、蓮は不安になった。

時間・・聞いておけばよかった・・。

余裕がなく、そんなところにまで気が回らなかった。
自分ばかりが最上さんを追いかけていることに寂しさが込み上げてくる。
側にいてくれるだけで良いと思っていたのに、いつの間にか最上さんの心の中が俺だけになれば良いのにと思い始めていた。
俺と同じくらい、最上さんに自分を想ってもらいたい。
なんて贅沢になったんだ・・・。

そんな自分の考えをあざ笑うかのようにTVから大きな笑い声がきこえてきた。


終わりのない考えに浸っていると、時刻はすでに21時30分を過ぎていた。

考えないようにしようと、冷蔵庫へむかいビールに手を伸ばし、ふとそこで動きを止めた。
そして、そのまま缶から手を放し冷蔵庫を閉めて、淡い期待をした。

もし、迎えに来てほしいと言われたら・・・。


「ックク、考えないようにしようとしたばかりなのに・・・。」
そんな小さな独り言をいいながら再びリビングのソファーに座ると携帯電話が鳴った。

表示を見て、心の奥がチクリと痛む

「・・はい、敦賀ですが・・。」

『お疲れ様です、最上ですが・・その・・・えぇ~っと・・。』
愛しい少女が何かを伝えようとしている。
まだ、不破と一緒にいるのだろうか・・。

「どうかした?」

『ぇ・・・・と・・・その・・・』
キョーコといる時間が増えて気が付いたことがあった。こうやって言いたいことがあるのに言えない時・・、それは俺が望んでいる言葉を言ってくれる時なのを学んだ。それを想うと知らずに口元に笑みがひろがる。

「次は・・どんなお願い事?」

『ぅ・・・その・・・む、む・・迎えに・・・・。』
遠慮がちに聞こえる声が、蓮の心をくすぐる。

「どこにいるの?」

『っえ・・あ・・・あの・・その・・・む、無理でしたら・・その・・き、気にしないでください・・その・・ひ、一人でも・・帰れますので・・。』

「いいよ?迎えに行くよ?・・・何か理由がありそうだし・・。」

『・・ぅ・・はい・・そのでは、お願いしても良いでしょうか?』
そう言ってキョーコは自分のいる場所を伝えると、蓮はそのホテルのロビーに向かった。場所はLMEの事務所の前にある巨大なホテルだった。芸能人が多く利用することもあり、芸能記者などの立ち入りは、かなり制限されていた。

キョーコの迎えに来てほしいという理由も気になるけど、何より自分を頼ってくれたことが嬉しかった。






ホテルのロビーに着くと探すことなくキョーコを見つけることができた。
人目を惹きつけているのは着物姿だからなのか・・。
その凛とした美しい姿に蓮は、今更ながら綺麗だと思った。


「最上さん・・・おまたせしたかな・・・?」
キョーコの後から耳元に囁くように話しかけると、ビクッとキョーコが身体を震わせた後、嬉しそうに振り返った。
その笑顔をみて、抱きしめてキスしたい衝動に駆られる。

「着物姿・・綺麗だね・・・。」
そう言うとキョーコは頬を染めて恥ずかしそうにニッコリと笑った。

「へへ・・ありがとうございます。」
凶悪的な笑顔に蓮は無表情に固まった。


「おい!・・俺、いんだけど!!」
すっかりショータローの存在を無視して2人の世界をつくっているとそんな言葉が邪魔をした。

「あぁ・・不破君・・失礼・・キョーコに見とれていて、気が付かなかったよ。」
そう言うと蓮はニヤリと負的に微笑んだ。

「ッチ、なんだよ・・おまえ・・・本当にこいつと付き合ってんのかよ・・。」

「だから、そうだって言ったでしょ!・・あんたが証拠見せろとかいうから・・こんな方法しか思いつかなかったのよ!!・・せっかく早く仕事が終わったのに・・こんなところまで・・来てもらうなんて・・・。」

「ぁあ・・わかったよ・・ったく・・。」
ショータローは急に面倒くさそうな態度をとった。

「不破君・・そんなわけで、キョーコとは結婚を前提に付き合っているから、彼女一人を呼び出したりしないでほしいね・・それに・・・証拠が見たいなら俺に直接言ってくれればよかったのに・・。」
いつもより3割増しの微笑で不敵に微笑んだ。そして、キョーコの顎に手をかけるとその唇にキスをした。

「これが証拠だよ・・・満足していただけたかな?」
キョーコは瞳を見開き、見る見る真っ赤に染まっていく。
ショータローに視線をむければ、驚きを隠そうともせず、キョーコと同じように瞳を見開いていた。


「それじゃ、失礼するよ・・。」
蓮はキョーコの手をとると軽く引き寄せ髪にキスをした。まるで、ドラマのワンシーンの様なその流れをショータローは眉間に深く皺をよせながら、ただじっと見ていた。

「・・ったく・・・やってられっか・・。」





「最上さん・・自分で何とかしようとするのは良いことだと思うけど・・・もう少し俺に頼ってほしい・・。」
寂しそうに蓮がそういうと、キョーコは小さな声でつぶやいた・・。

「で、ですから・・その・・・迎えに来て下さいと・・・。」

「そう・・でも、俺が来なかったらどうするつもりだったの?」
心配そうに蓮が聞いた。

「・・つ、敦賀さんが来てくれないとは・・・思っていませんでした・・。」
そういってしょんぼりとしたキョーコをみて愛しくて仕方なかった。


「そ、その・・選択肢は・・・なかったんですが・・・だ、だめですよね・・。」
その言葉に目を見張る。駄目なわけがない、そんなに信頼されているとは思わなかった。
俺の心は、この美しい心の前では、くすんで見える。

「最上さん・・なんで着物着ているの?」

「あ・・えぇ~っと前に・・・敦賀さんが着物の女性って品があって良いね?って、仰っていたので・・その・・よ、喜んでいただけるかな?と・・思って・・それに仲居時代はずっと着物だったので、なんか気合が入るので、ショータローを負かすためにも!!・・ちょうどいいかな・・なんて・・」
上目づかいに蓮を見上げると、キョーコがひるむほどの笑顔がそこにあった。


「あんまり可愛いことをいわないでくれる?」
そう言ってキョーコの頬に手をそわせ、再びキスを落とした。

「ありがとう・・とても似合っているよ。」



そして、その場に残されたショータローは、そんなやり取りを遠くからじっと見ていた。


LMEの息がかかっているホテルだけあって、ずいぶん好き放題やってくれるな・・。


ロビーで、ひときわ目立つ二人。
敦賀蓮の隣にいるのに引けを取らないほど成長した幼馴の染に瞳が釘付けになる。
艶やかな着物姿・・・。
周りを魅了するほどのやわらかく美しい物腰・・・。
そして、しらずに見とれていた・・・。



「ふんっ・・。」
鼻を鳴らし、2人から視線をそらした。


会計を済ませようとウェイターを呼びつけて、カードを手渡そうとするとウェイターがニコリと微笑んで
「・・会計は、すでに敦賀様にお支払いいただいております。」
そういって深くお辞儀をして、ショータローのテーブルから去って行った。


どこまでも手際の良い敵にショータローは再び敗北感を味わった。




そのころ駐車場に向かう2人は・・。

「その敦賀さん?・・・今日は迎えに来て下さってありがとうございます。」

「どういたしまして。」
優しく微笑みかえすと、キョーコも同じくらい嬉しそうに微笑んだ。

「あ・・・あの・・・・・」
そう言ってキョーコは上目づかいにじっと見つめると、蓮は再び嬉しそうに、さっきと同じセリフを言った。


・・そう、このお願いは、俺の好きなお願いだからね・・・。


「次は・・どんなお願い事?」




「・・・・その・・今日は・・・泊まっても・・いいですか?」



凶悪的な可愛さで、そんなお願い事をされた蓮だった。








メンリク無事終了しました。
蓮の隣にいても引けをとらない・・キョーコたん・・どんだけ美しくなったことやら・・
設定としては、付き合って半年くらいだろうか・・?
書いていて楽しかったのは、キョーコが何度か使い分ける「お願い」のところです!「セツカ風」「ナツ風」とかいろいろ思ったのですが・・こんな感じに仕上がりました。
いかがでしたでしょうか?
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