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社長の陰謀(43)

本誌が萌えて・・・
妄想がパワーダウン中・・・・。

よかった本誌読む前に更新しておいて・・・

※コメントくださる方~
お礼のカテゴリに合わせて「どちら様もセンキュ」というタイトルに
変更しましたよぉ~ 今度から お礼 → どちら様もセンキュ 見てくださいまし



それでは、行ってらっしゃいませ!!
蓮は逸る気持ちを抑えながら、車を走らせた。
大通りから少し入った小道を進むと目の前にお城のような建物が見えてきて、速度を落とした。

「・・ここか?」

蓮は、メモと一緒についていた名刺を見て、この場所で間違いないことを確認する。
そして、もう一度メモに視線を向けると、少しだけ微笑み、その少女の顔を思い出した。

―――――――
蓮様
こんばんは、急なおねがいですが、お姉様をお迎えに行っていただけませんか?先ほど蓮様にお電話しましたが、つながりませんでしたので・・・メモで失礼しますね。
詳細はお姉様に聞いていただけますか?
―――――――

マリアちゃんが最上さんを姉のように慕っているのが文面から伝わる。なぜ、迎えが必要になったか、わらなかったが、最上さんに会えるのは嬉しかった。

蓮は車を止めると王宮のようなその建物を見て眉間にしわを寄せた。

「・・社長を・・思い出すな・・。」
そんな独り言をつぶやいて、車外に出ると先ほど駐車場で感じた寒さよりもさらに冷えた風が身体にまとわりついた。

「寒い・・・。」

コートに袖を通すと入口を目指して歩き始めた。
閉店が近いのか、広い敷地に止めてある車は3台ほどだった。



階段を上りはじめるとウェイターらしき人が扉を開けて待っていた。

「いらっしゃいませ・・・敦賀様でございますね?」
店に入った瞬間にそう言われ、蓮は短く答えた。

「えぇ」

「こちらでございます。どうぞ・・。」
すでに事情を知っているのか、何も説明せずとも、どこかへ案内される。

店の中は、外観よりも一段と豪華なつくりになっていて、蓮は置いてある装飾品をみて、最上さんが喜びそうだな・・などと思っていた。

「こちらでございます。」
案内係はノックをして、ドアを開けた。

「・・お待たせいたしました。」
そう言って通された部屋に入ると 失礼します と言って案内係の人は音も立てずに部屋を後にした。
通された部屋の中には、豪華な装飾品に負けないほど、美しい姿でキョーコが座っていた。


「こんばんは、最上さん?・・・待たせてしまった・・かな?」
キョーコは、大きく見開き蓮をじっと見ていた。

「つ、つ、つ、つるが・・・さ・・ん・・・。」
あわてて席を立ちあがるキョーコを見て、蓮はキョーコの方へ向かった。

「ど、ど、どう・・・どうして・・こちらに?」
キョーコは頬を染めながら蓮を見つめ驚きで、目をぱちぱちさせていた。

「マリアちゃんに頼まれてね・・・セスは・・いないようだね?」

「あ・・はい・・そうなんです、急に呼び出されてしまったようで、迎えが来るとは聞いていましたが・・・その・・・。」
そこでキョーコはセスの言った言葉を思いだし、言葉をつまらせて真っ赤になった。

「・・俺だと思わなかった?」
誰が迎えに来るか、伝わっていなかったことを不思議に思い、蓮はキョーコの代わりに先を続けた。

「いえ・・・いや・・その・・はい・・・。」
キョーコはどう答えて良いかわからなかった。

『今一番会いたいと思っている人に頼んでおきましたから』その答えが自分でもよくわからなかった。
敦賀さんに『俺だと思わなかった?』と言われて いえ、敦賀さんだと思っていました と答えれば・・・。
その反対に はい 違う方だと思っていました と答えたなら・・・。

そんな複雑な思いの答えを探し、キョーコは黙り込んだ。
蓮は、その表情を見て何を考えているのか知りたくなった。


「最上さん・・?」

「あ、はい・・すみません。・・ちょっと考え事をして・・しまって・・。」

「何を考えていたのか・・聞いてもいいかな?」

「え・・あ・・はい・・・その・・実は自分でもよくわからなくて・・・え~っと・・。」
キョーコは蓮の質問に答えようとしたが、自分でも何をどうしてよいのかわからなかった。ただ、セスの言ったその言葉が、ぐるぐると頭の中に回っていた。

「何がよくわからなかったの?」

「はい・・あの・・・すみませんが、その前に一つだけ聞いても良いでしょうか?」

「ん?」
蓮の優しい瞳が先を続けても良いと答えた。

「敦賀さんは、今・・その・・一番会いたい人・・と言ってすぐに思い浮かぶ方が・・いらっしゃいますか?」
噛みしめるようにゆっくりとキョーコはそんな質問をする。
蓮はその質問の意図は分からなかったが、切ない瞳でキョーコを見つめた。




「・・・いるよ・・。」
蓮は、一瞬の沈黙の後に無表情に答えた。


「そ・・そうですか・・・。」


蓮のその答えに一瞬驚き、キョーコは心に何かが突き刺さるような気持ちを味わった。

気づき始めた自分の心にそっと蓋をして、その想いには気が付かないふりをした。






あれ?
お互い聞かないし・・言わないの?
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