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Act.167 バイオレンスミッション フェーズ10(4)

何度もすみません フェーズ10(4) なんてものを書いてみました。

しつこいのもいい加減にせぇ~い!
と思うほど・・こじれます・・・そういの面倒・・と思う方は・・・読まないほうがよいです。

イライラしたい人は。ぜひぜひ(ニヤリ)お読みください。

キョーコは、いつもと様子の違う蓮に不安を抱えていた。

なぜ自分なのか・・・。

蓮に好きだといわれるたびに心に小さな幸せと、痛みが走る・・。
蓮に後ろから抱きしめられたまま、キョーコは知らずにつぶやいていた。

「・・・今日の敦賀さんは・・・いつもの敦賀さんと違う気がします。」

ぽつりと寂しそうにキョーコが答えると、蓮の心は急に不安にかられた。
どういう意味か聞こうと思って、口を開いたが、何かを伝えようとしているキョーコの言葉を先に待つことにした。

「やっぱり事故のショックで・・・なにか・・・あったん・・ですか?」

蓮は、クオンのころの記憶が蘇ったことを頭の隅にかすめたが、きっと彼女はそのことを言っているのではない。と、なんとなく理解した。

「いや、大丈夫だよ。さっきも言った通り、医者からは太鼓判をもらったし・・。」

後ろから抱き締めているためにキョーコの顔は見えない。
覗き込むように視線をキョーコに向けたが、俯いているその表情は確かめることができなかった。

「・・・今は・・一人になりたくないという想いが、・・・いつもよりは強いかもしれない。(最上さんが近くにいるからね)・・いつもと違うといえば・・それくらいかな?」
キョーコの心の内を探るように、ゆっくりと確かめるように話す。

「・・・そうですか。」
(・・誰でも良いんですね・・そばにいてくれれば・・・だから私なんだ。)

先ほどまでと明らかに様子が違うキョーコに蓮は不安が募るばかりだった。
何かキョーコの心にひっかかる事を言ってしまったのだろうか?伝わらないのであれば、伝えるしかないと思い、蓮はキョーコにその想いをぶつける。

「・・最上さん・・今日は帰らないでほしい。」
そう言って、腕に力を込め力強く抱きしめた。

「あ、はい。それはもちろんです。(もし、敦賀さんが急に具合が悪くなってはしまったら大変ですから)」

蓮は意を決して伝えた想いにが、いともあっさり受け入れられ、本当なら喜ぶところなのに・・・どことなく違和感があった。
・・・何かがかみ合っていない?

ほんの少し前まで確実に自分の手の内にいた最上さんが、サラサラと流れる水のように自分の掌から零れおちていく感覚を思い起こさせた。

「・・最上さん?」
何か様子がおかしい?

「なんでしょうか?」
・・・何かが・・違う。
俺は、どこで間違えたんだろう・・。

「こっちを向いてくれる?」
不安が胸に広がり、キョーコの表情を確かめたいと思って、そう言うと・・
あっさりと否定された。

「・・ダメです。」

「なんで?」
蓮は腕をはなし、キョーコを無理やり自分の方へと向けた。

・・え?

瞳にいっぱいの涙をため、いつこぼれ落ちるかわからないほどだった。

「・・・どう・し・て?」
蓮はキョーコが泣いていることに衝撃を受ける。

「・・何でもないです。」
キョーコは軽く頭を左右に振るとその振動で、瞳から涙がこぼれ落ちた。

「ごめん・・俺にキスされるの・・そんなに嫌だった?」
蓮の言ったその言葉にキョーコの瞳から次から次へと涙がこぼれてくる。
流れ落ちる涙を指で拭ってあげたいと思いながらも、自分が今言った言葉の答が怖くて、柄にもなく手が震えて、差し出すことができないでいた。

「ごめん・・一方的すぎたね。」
謝って許されるなら、いくらでも謝りたいと思った。
何も答えないキョーコをみて、心に鋭い刃物が突き刺さったような痛みが走る。

「・・が・・・です・」
ポロポロと涙を流すキョーコを見て抱きしめたい衝動に駆られる。
もし・・キョーコに避けられてしまったら。と思うとさっきまでのように安易に抱きしめることもできず、流れ落ちる涙を見ていることしかできなかった。
温もりを忘れるほど時間がたっていないことで、さらにその思いは増した。

「・・違う・・です。」

「うん。」
何が違うのか聞きたいのに、何もできずただ見ていることしかできい。
こんなにも臆病になるとは思わなかった。
ただ彼女を抱きしめないように。自分自身の手を強く握るしか、今の自分にできることがなかった。

「・・じゃ・・なかったです。」
自分の耳が都合良い方に解釈しようとする。

「・・嫌じゃ・・なかったです・・ただ・・・」
敦賀さんにキスされて、嫌じゃなかった。

・・・だから、嫌だった。

心がすでに敦賀さんに向いているのを自覚するのが・・・怖かった。
もう、恋なんてしないって誓うほどに・・傷ついたのに・・・。

また、同じことを繰り返すのが・・・。
それに・・・敦賀さんには好きな人がいる

・・後輩としての好きじゃ嫌だって・・私の心がそう叫んでる。


蓮は、嫌じゃなかった。と言われ、その一言でキョーコを強く抱きしめた。

「最上さん・・ごめん、抱きしめずにはいられない。」
ひどくかすれた声でキョーコに伝える。
大人しく蓮に抱きしめられたままキョーコは身動き一つしない。

「・・・最上さん・・もう少しだけ話を聞いていくれる?」
頷くのを確かめると蓮は話を続けた。

「俺は、最上さんが好きだ。後輩としてでもなく、もちろん同僚としてでもなく。女性として好きなんだ。
いつから好きなのかは、もう思い出せないけど、たぶんダークムーンの撮影のころには、好きだったよ。
今日も・・最上さんが近くにいてくれなければ俺は一人で立ち上がることすら出来なかったかもしれない。暗闇の中を一人で歩き続けていたかもしれない。でも、最上さんがそばにいてくれると不思議と闇に飲み込まれないでいられる。
それは好きという言葉では、足りないくらいに意味があることだと思う。
・・だから、側にいて欲しいんだ、もちろん最上さんが側にいたくないと言うのであれば、・・それは仕方がないと思う。
・・でも・・大切にするから、だから、俺の隣にいて欲しい。好きになって欲しいんだ。」

さっきまで抱えていた不案な気持ちが少しずつ消えていき、代わりに敦賀さんの気持ちが伝わってきた。
何かを伝えたいのに、嬉しさと、戸惑いと、どう答えていいのかわからない想いで、涙を止めることすら出来なかった。

「・・最上さん?」
蓮は不安がこみあげてきた。
何も言わず、心なしか先ほどよりも強く泣いている気さえする。

「・・い。」
・・何かいわないと・・・。

「・・です。」
言葉にしたいのに、泣きすぎたせいで声が出ない。
伝えることができないもどかしさに、キョーコは少し身じろぎすると蓮を抱きしめた。

「・・好き・・敦賀さん・ことが・・。」

その言葉を聞いて蓮は極上の微笑みを見せた。
そしていつまでもキョーコを抱きしめていた。





めでたし、めでたし



あ~
きっとキョーコちゃん
おなかすいてるだろうな?

このままいくとR18になってしまいそうです(汗)・・そのころには
ACT168 本誌が発売されそうですね・・

また、そのころに・・・
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