睡眠
うわ、変な題名!
なんで、こんな題名になったかというと、
それはこれを書いていたその時・・・とても眠くなってきたので
・・・こんな眠りにつく作品に。
おかしいな・・もう少し笑える話を目指していたのに・・。
では、蓮・・睡魔と闘う・・・
そんな内容でよければ・・・続きをどうぞ・・
なんで、こんな題名になったかというと、
それはこれを書いていたその時・・・とても眠くなってきたので
・・・こんな眠りにつく作品に。
おかしいな・・もう少し笑える話を目指していたのに・・。
では、蓮・・睡魔と闘う・・・
そんな内容でよければ・・・続きをどうぞ・・
「兄さん・・どうしたの?」
カインが前髪を指でかきわけると、その手を額で止め、気だるそうにゆっくりと何度か瞬きをした。
「ぁあ、昨日の撮影の疲れが出たのかもしれないな。」
キョーコは、昨日の撮影?と頭で考えてみたけど、昨日はBJとしての撮影はないはず・・・訝しく思って蓮に視線を向けると。
なぜか、柔らかい微笑みが返ってきた。
あれ・・?
今のほほ笑みは、敦賀さん?
「セツ、3時間ほど休ませてほしい・・。」
なんとなく不自然なその態度にセツは小首を傾げ質問した。
「・・・・だれを?」
一瞬の沈黙の後にカインに問いただすと、その質問に満足したのかカインはニヤリと笑った。
「・・・ご察しの通りだ、セツ・・。」
(やっぱり・・・休みたいのは、敦賀さん・・よね?)
しかしキョーコはどこで役を抜けて良いのかわからず、そのままセツとしてカインに答えることにした。
「そう・・・別に構わないわよ?・・兄さんに3時間くらい会わなくっても・・。」
「そうか、・・・悪いな・・。」
そういうと蓮は、大きなため息をついて、カイン・ヒールを解き、ベッドに倒れこむように寝転がった。
それを見て、セツカもキョーコへ戻ることにした。
「敦賀さん?大丈夫ですか?もし、お休みになるようでしたら、その・・・私はラウンジでお茶でもしてきますが。」
「・・・その格好で?」
横になったままの蓮は視線だけでキョーコを捕らえた。
黒のタイトなパンツに首の大きく開いた薄手のセータに身をつつんでいる、セツカにしては控えめな姿だった。
「えっと。・・ダメ・・ですか?」
「いや、その恰好のままなら、・・・問題ない。」
蓮は役を抜けたはずなのに、口調がカインのままだった。うまく役から抜け切れていないようだった。
「じゃ、一人で行ってくるわ?」
キョーコも蓮につられうまく役から抜け切れず、セツの口調でそういった。
「・・・本当は一緒に・・ラウンジまで言ってあげたいんだけど・・・」
少しずつ蓮の口調がいつもの優しい言葉へと変わる。
「いえ、気にしないでください。・・・でも大丈夫ですか?そばにいた方が良ければ、その・・・私でも役に立つようでしたら、・・そばにいますけど、でも・・もしご迷惑でしたら・・。」
敦賀さんの具合が万全でないことは、先日社さんから聞いていた。単に睡眠不足が原因だといっていたけど、ひどく疲れた様子の敦賀さんを初めて見た・・・。
うつろな視線と、眠そうな声が、普段大人びている敦賀さんと違い・・少しだけ幼く見える。
ぅ可愛い・・かも・・。
(はっ!私ったら・・大先輩に向かってなんてことを・・。)
「・・いや、大丈夫だよ・・・でも、もしそばにいてくれるなら・・・・嬉しい・・。」
小さな声だったが、確かに蓮はキョーコを必要としてくれた。
人に必要とされることが少なかったキョーコはラウンジに向かうことをやめ、部屋に残ることにした。
キョロキョロあたりを見回したが、特にすることもなく、具合の悪い人のそばにいる。ということに慣れていないキョーコは、テレビでよく見る看病するシーンを思い出した。
「えーと、・・その・・・近くに行ッテモ・・イイデスカ?」
キョーコはセツの姿のままモジモジとして、可愛らしく小さな声でそんなことをつぶやく。
「・・・近くに来てくれるの?」
眠りに落ちるはずだった脳がゆっくりと覚醒する。
心地よい会話、睡魔との戦い。
瞳を開きたいのに・・・開くことができないほどの眠気・・。
優しい香りが近づいてくることで、キョーコがすぐ近くにいることが分かる。
キョーコはベッドの隅に座ると蓮をしばらくじっと見つめた後、髪を優しく撫でた。
「敦賀さん・・・おやすみなさい。」
蓮は最後の力を振り絞ると、その手を掴みキョーコを引き寄せた。
「・・最上さん・・。腕枕してあげるよ・・。」
急に伸びてきた腕に、キョーコは瞳を見開いた。
・・・すでに眠りについていると思っていたのに!
兄さんと敦賀さんが同居したようなその不思議なセリフを頭の中で繰り返し、頬を染めた。
力強く引き寄せられたキョーコは、慌てて飛び起きようとしたが、蓮の力強い腕に引き寄せられ、すでに蓮の腕枕で眠る体制となっていた。
もがいてもこの状況から解放されそうにないと思ったキョーコは、小さくため息をつくとセツへと心を切り替えた。
セツの心のままにキョーコは眠りに着くことにした。
ゆっくりと兄さんに腕を回して・・・
うまく役が抜け切れない2人でした。
読み直したのですが、何度読んでも眠くなってきて編集ができないので、断念。
すみません変な個所があったらすみません。
カインが前髪を指でかきわけると、その手を額で止め、気だるそうにゆっくりと何度か瞬きをした。
「ぁあ、昨日の撮影の疲れが出たのかもしれないな。」
キョーコは、昨日の撮影?と頭で考えてみたけど、昨日はBJとしての撮影はないはず・・・訝しく思って蓮に視線を向けると。
なぜか、柔らかい微笑みが返ってきた。
あれ・・?
今のほほ笑みは、敦賀さん?
「セツ、3時間ほど休ませてほしい・・。」
なんとなく不自然なその態度にセツは小首を傾げ質問した。
「・・・・だれを?」
一瞬の沈黙の後にカインに問いただすと、その質問に満足したのかカインはニヤリと笑った。
「・・・ご察しの通りだ、セツ・・。」
(やっぱり・・・休みたいのは、敦賀さん・・よね?)
しかしキョーコはどこで役を抜けて良いのかわからず、そのままセツとしてカインに答えることにした。
「そう・・・別に構わないわよ?・・兄さんに3時間くらい会わなくっても・・。」
「そうか、・・・悪いな・・。」
そういうと蓮は、大きなため息をついて、カイン・ヒールを解き、ベッドに倒れこむように寝転がった。
それを見て、セツカもキョーコへ戻ることにした。
「敦賀さん?大丈夫ですか?もし、お休みになるようでしたら、その・・・私はラウンジでお茶でもしてきますが。」
「・・・その格好で?」
横になったままの蓮は視線だけでキョーコを捕らえた。
黒のタイトなパンツに首の大きく開いた薄手のセータに身をつつんでいる、セツカにしては控えめな姿だった。
「えっと。・・ダメ・・ですか?」
「いや、その恰好のままなら、・・・問題ない。」
蓮は役を抜けたはずなのに、口調がカインのままだった。うまく役から抜け切れていないようだった。
「じゃ、一人で行ってくるわ?」
キョーコも蓮につられうまく役から抜け切れず、セツの口調でそういった。
「・・・本当は一緒に・・ラウンジまで言ってあげたいんだけど・・・」
少しずつ蓮の口調がいつもの優しい言葉へと変わる。
「いえ、気にしないでください。・・・でも大丈夫ですか?そばにいた方が良ければ、その・・・私でも役に立つようでしたら、・・そばにいますけど、でも・・もしご迷惑でしたら・・。」
敦賀さんの具合が万全でないことは、先日社さんから聞いていた。単に睡眠不足が原因だといっていたけど、ひどく疲れた様子の敦賀さんを初めて見た・・・。
うつろな視線と、眠そうな声が、普段大人びている敦賀さんと違い・・少しだけ幼く見える。
ぅ可愛い・・かも・・。
(はっ!私ったら・・大先輩に向かってなんてことを・・。)
「・・いや、大丈夫だよ・・・でも、もしそばにいてくれるなら・・・・嬉しい・・。」
小さな声だったが、確かに蓮はキョーコを必要としてくれた。
人に必要とされることが少なかったキョーコはラウンジに向かうことをやめ、部屋に残ることにした。
キョロキョロあたりを見回したが、特にすることもなく、具合の悪い人のそばにいる。ということに慣れていないキョーコは、テレビでよく見る看病するシーンを思い出した。
「えーと、・・その・・・近くに行ッテモ・・イイデスカ?」
キョーコはセツの姿のままモジモジとして、可愛らしく小さな声でそんなことをつぶやく。
「・・・近くに来てくれるの?」
眠りに落ちるはずだった脳がゆっくりと覚醒する。
心地よい会話、睡魔との戦い。
瞳を開きたいのに・・・開くことができないほどの眠気・・。
優しい香りが近づいてくることで、キョーコがすぐ近くにいることが分かる。
キョーコはベッドの隅に座ると蓮をしばらくじっと見つめた後、髪を優しく撫でた。
「敦賀さん・・・おやすみなさい。」
蓮は最後の力を振り絞ると、その手を掴みキョーコを引き寄せた。
「・・最上さん・・。腕枕してあげるよ・・。」
急に伸びてきた腕に、キョーコは瞳を見開いた。
・・・すでに眠りについていると思っていたのに!
兄さんと敦賀さんが同居したようなその不思議なセリフを頭の中で繰り返し、頬を染めた。
力強く引き寄せられたキョーコは、慌てて飛び起きようとしたが、蓮の力強い腕に引き寄せられ、すでに蓮の腕枕で眠る体制となっていた。
もがいてもこの状況から解放されそうにないと思ったキョーコは、小さくため息をつくとセツへと心を切り替えた。
セツの心のままにキョーコは眠りに着くことにした。
ゆっくりと兄さんに腕を回して・・・
うまく役が抜け切れない2人でした。
読み直したのですが、何度読んでも眠くなってきて編集ができないので、断念。
すみません変な個所があったらすみません。
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