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心の鍵(4)

こんにちわ!
今日もご訪問くださった方ありがとうございます。
無事「心の鍵」も終了しました。連の心の鍵はキョーコの前では開きっぱなし?と思いながらも
とにかく無事終了できたことを喜んでおります。



よろしければ続きをどうぞ・・・。






パシャ!

まぶしい光とカメラのシャッター音。
「・・蓮・・・なにやってるんだよ」と小さな社の呟きが聞こえてきた。


「・・・・・先輩、大丈夫ですか?写真撮られたみたいよ、クス」
私は別にかまわない。と言いたそうなナツの視線。先ほどから少しばかり見え隠れする最上さんの影。
(そろそろ彼女も戻ってくるかな)などと連は心の中で呟いてみる。


「おぉ~敦賀君、いい写真撮らせてもらったよ。」

横にいた社が困ったように視線を向けると、この後予定していた女性雑誌のカメラマンだった。

「さすがだね、敦賀君。今回のコメント欄に今の写真も掲載てもいいかな?」

「えぇ、ぜひお願いします。でも彼女の顔は掲載しないでくださいね。そのほうが、今回のコンセプトに合うと思いますから。」

「そうか、そうだよな・・残念だな・・・かなりいい感じだったのに」

ひどく残念そうに雑誌社のカメラマンが言った。
そこで、社はやっと蓮の行動の意味を理解できた。
(今回の雑誌の取材って・・・あぁ~そうか、蓮のヤツうまいこと話をもっていったな・・・絶対本気で口説いていただろうけど・・・。)

「じゃ、そのまま続けてもらって構わないから、・・・で話はそのあと少しだけお願するよ。」
パシャ、パシャと写真撮影が開始された。

「わかりました。」
と蓮が答えた時には己の両腕と廊下の壁の間にナツを閉じ込めて至近距離でナツを見つめていた。

「・・・ということで、ナツ・・悪いんだけど、俺に口説かれてね」

至近距離の耳元で口説かせてもらうよ。などといわれナツは花が咲くように微笑んだが、徐々に最上さんへと変化していった。


「すすすすすす、すみませんでした!!!!つるがさぁぁぁああああああん」
完全にナツから最上さんへ入れ替わり、礼儀正しい彼女が絶叫を挙げた。

蓮は、軽く目をみはり、クスリと神々スマイルで微笑むと最上さんに優しく一言つたえた。

「おかえり、・・・最上さん」

瞳いっぱいに涙をためた最上さんが小さな声で何かを呟いたが聞こえなかった。ナツとして先輩に向けた数々の言動を思い出したのか、今度は微かに聞こえて消えた

「すみません・・でした。」と、とても小さな呟きだった。
頬を染めた愛しい彼女の声に一段と柔らかな笑顔を向けた。

パシャ、




最後に撮られた写真が後日事務所に送付されてきて、こんなコメントがついていた。

---------------
敦賀君、先日はとても良い写真が撮れたよ、
ただ、これは掲載できないからね、君にプレゼントだ。
---------------


先日受けた雑誌のページをめくりながら、蓮はコメントとその写真を見つめていた。

「『女性を本気で口説くには』・・・・か・・・。」
雑誌に映っている自分の写真と、送られてきた写真を見比べていた・・・
「ん~、確かのこれじゃ、どっちが口説かれているのかわからないな。」

そこに映っていた写真は、愛しい少女を見つめて微笑んでいる男と
頬を染めた愛らしい少女のうつむいた写真だった。

ふと、横で見ていた社の声が聞こえてきた。
「蓮、これ・・・・・・ダダ漏れだよな・・・。」送られてきた写真は、蓮の愛情いっぱいの笑顔が映し出されていた。

小さな声で呟いた社は、返事が返ってこないので、蓮を見ると、そこには写真と同じ顔の笑顔が広がっていた・・・。

(はぁ~これじゃ、周りにばれる日は近いだろうな・・・)と言いながらも蓮の嬉しそうな顔をみて、一緒に喜んでいた。


何よりもキョーコちゃんのナツを貴島に見せずすんだことがよかった。ってところだろうな?
(・・・お前の危機管理って・・・すごいな。)
社は最近心の声を出しすぎのような気がする。と自問自答していた。


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心の鍵(3)

今日もご訪問くださった方ありがとうございます。
何とか終わりが見えてきたものの・・・
前作同様に「え!終わり?」と思われるような内容にならないといいなぁ~


では、続きをどうぞ




――――数日後


「おはようございます。先輩」

色気を含んだ聞き覚えのある声が聞こえてきた。振り向かなくてもだれが話しかけてきたのか、すぐにわかった。
いつもの礼儀正しい挨拶ではないことから、役が抜けていないのだろう。


「こんにちはナツさん」

振り返りながら挨拶をする。
思った以上に冷静に対応する自分の声に心の中で苦笑しつつ、多少の驚きはあったものの、ナツに扮した最上さんの相手ができることを結構楽しんでいた。
普段見ることのできない強気な彼女の行動が、次に何を返してくるのか、どんな言動をするのか見てみたくてしかたなかった。

「先輩、休憩ですか?」
3割増しの可愛さで、見上げられ危うく返事を忘れそうになる。

「そうだよ、その合間に雑誌の取材もあるけどね。これから楽屋に向かうところだけど一緒に来るかい?」
世の女性たちが失神しそうなほどの柔らかな笑み。

「クス、素敵なお誘いですけど、先客があるのでまた今度誘っていただけるかしら?」

「先客?俺の誘いを断ってまで優先する用事なのかな?」
負けずといつもの数倍の色気で返事をしたが、まったく動じることなくナツが返事を返してきた。

「先輩のお誘いも十分魅力的ですけど、1週間以上も前に約束したので、守らないとね」
挑発するようなナツの言動に何かのスイッチが入った。

「ふ~ん・・・・その約束の相手って男?」
廊下の壁と自らの腕で行く手をふさいだ。
いつもの最上さんなら泣いてすみませんを連発するところだろうが、目の前のナツは楽しそうに微笑んだ。

「えぇ、貴島さんのところに・・・ナツに会ってみたいて言われたから・・・、ふふふ」
何かしらね。とナツが魅惑的な笑みを見せながら答えた。

「ところで、先輩は、私とそんなにお話ししたいの?」
行くてをふさがれたことに不満なのかナツが嫌味とも質問ともとれるような発言をした。

「そうだよ、よくわかったね」
一瞬大きく目をみひらいたがすぐにその顔をひそめた。

「ふふ、じゃぁ用事が終わったら先輩の話し相手・・・してあげてもいいわよ」
今度は不敵な笑みを見せるナツが俺の返事を待たずに話を続けた。

「でも、気が向いたらね」

いつもの最上さんのセリフからは考えられないほどの言動。
蓮の楽屋とは反対の方向に向かおうとする彼女の手を掴み、壁と自分との間で身動きの取れない状態を作り出した。彼女の向かおうとした廊下の先から微かな足音が聞こえていた。

「まだ、話は終わってないよ、・・ナツ」

他の人なら赤面して動けなくなるほどの柔らかい笑みを見せてナツに顔を近づけた。
微かにナツの瞳が揺れた気がした。

「・・・・私は、先輩とお話すこと・・・もう、ないと思ったけど?」
揺れた瞳はすぐにナツのものへと変わり、そしてまた、クスリと微笑んだ。まだナツとしての余裕があるようだ。

「そうかい?・・・でも、俺はそろそろ最上さんに会いたいんだけど・・・、もちろんナツも素敵だけどそろそろ変わってくれない?」
ニヤリと挑戦的に顔を近づけた。

「この後の雑誌の取材の前にぜひ彼女に会いたいんだけど・・ダメかな?」
一段とナツに顔を近づけ、まるでドラマのキスシーンのようなゆっくりとした動き。どこか計算されたようなその動きは、やはり計算されたものだった。


パシャ!



まぶしい光とカメラのシャッター音、小さな声で「・・蓮・・・なにやってるんだよ」と
不安な声が聞こえてきた。





つつつついに、敦賀連!初のスキャンダルか???

心の鍵(2)

「敦賀さんが入りました~」
スタジオに敦賀さんが到着したことを知らせる声がかかった。






「・・・なんか、約束してたみたいだな」

独り言のように小さくつぶやいた社の声が、隣の男にはしっかりと聞こえてしまったらしい。失言だ!と思った時には時すでに遅く、さらなる深い闇を漂わせていた。


「気持ち話わからなくもないけど・・・その怖い顔をどうにかしろよ?」

蓮はさり気なく顔を手で隠したものの、自分でも知らずに鋭い目つきになっていたようだ。先ほど最上さんが仲良く話をしているところを見て、知らずに目つきが鋭くなっていた。

「オイオイ、蓮・・・」
(悪かった)の言葉は飲み込んで蓮を見上げると

「なんですか?社さん。」

何事もなかったかのようにすっかり「敦賀 蓮」の仮面をかぶっていた。それと同時に飯塚さんが声をかけてきた。
(なるほどな、さすが敦賀蓮だ)社は心の中でそうつぶやいた。

「おはようございます。飯塚さん」

「あら、おはよう敦賀君、今日も時間通りね」

挨拶以外で話をすることは少ないものの、今日は珍しく飯塚さんから話をしてきた。

「そういえば、この間。美緒の・・、じゃなかったわ。京子さんの新しいドラマの役・・確かナツさんだったかしら?・・を見かけたんだけど本当に別人のようね、びっくりしたわ。敦賀君も見たころあるわよね?」

「はい、何度かナツには会う機会がありましたので」
にこやかに応じた。

「ふふ、そうね。・・・すっかりここにいる男性陣を虜にしてしまったみたいで、貴島さんも興味津々だったわよ。」
意味ありげな視線を連に向けていたが、連は表情を変えずに柔らかに話をしていた。

「クス、気をつけないとね」

何事も問題がないように連は答えた。

「そうですね」

社は隣の男を見上げ飯塚さんとのやり取りを交互に見ていたが、最後の地雷に自分のことを指摘されたかのように変な汗が出てきた。
(ささ、さすが大御所)

冷静に対応している蓮は、さすがというべきか、動じないというべきか・・。
飯塚を見ると、大きく目を見張りながらもさらなる追い打ちをかけてきた。

「のんびりしていると、横からさらわれてしまいそうね、それじゃ敦賀君今日は、上がりだからこれで失礼させていただくわ」

「はい、お疲れ様でした。」

最後まで冷静に対応していた蓮の姿に役者は怖いと思った。
そんな連を後に微笑みを残しながら飯塚は楽屋に向かった。



心の鍵(1)

「過去の遺産」の続きを書こうと思っていたのですが、
急に貴島さんを登場させてみたくなり、短編を作成してみました。

しししかし!!なんと1話で話が終わらない!というアクシデントが(自分のせいですが・・)
あぁ~なかなか思うようにはいかないのね・・・

なるべく短いお話にしようと思いますが、どうなることやら




さて、続きをどうぞ

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